ボイス 受講生の声
VOICE vol.72
阪 義和 Yoshikazu Saka 2009年中村教室入学 / ゼミナール初級コース在籍

---最近よくお話するので、今日は改めてよろしくお願いします、ですね。

 

そうですね。こちらこそ。

 

---この前お話した時に、自宅に暗室を作ったけど時間があまりとれなくてデジタルにした、とかって・・・。それ聞いてちょっと意外だなぁと。阪さんってデジタル向きだと思ってたから。

 

え?なんで?

 

---だって、ツイッターとかすごくマメだし。わたしそういうの全然ダメで、ツイートとか見てるとすごいなぁといつも思ってました。わたしなんてつぶやく内容がないからつぶやけない(笑)。だからデジタルなんだろうなと思ってはいたんですけど・・・。

 

あぁ~そういうことですか(笑)。基礎コースの時に仕事が忙しくなって、暗室に通う時間がとれなくなっちゃったんですよ。これじゃあプリントができないと思って、バーッと調べて中野へ行ってゴソッと一式揃えたんです。だから基礎の最後の方は自宅暗室でプリントして作品提出してたんですよ。

 

---基礎で自宅プリントかぁ・・・すごいですね。

 

でも基礎コースを修了した後ゼミナール初級を申し込んだんですけど、開講まで1ヶ月ぐらい時間があって、その間どうしようかなと思ってたんです。その時に「あ、そうか、ゼミ初級からはデジタルもOKなんだ」と思い出して、そうなると時間的なことを考えてデジタルもアリだなと思って。じゃあこの.間に撮ってみるかなと。デジタル一眼も持ってたし。やってみたら一応撮れるし。じゃあプリンタ買っちゃえで、デジタルに移行完了(笑)。

 

---なるほど(笑)。やっぱりデジタル一眼持ってたんですね~。

 

あ、フィルム一眼レフは教室で勉強するために買ったんですよ。元々一眼レフはデジタルしか持ってなくて。

 

---そうだったんですか。フィルムとデジタル、どっちを習いたいとかはなかったんですか?

 

そういうのは特になくて、ただ「写真の撮り方」を習いたかったっていうだけですね。デジタル一眼をせっかく買ったのにどうやって撮ればいいのかわからなくて、もっと撮れるようになれればおもしろいよね、と思って。それとこの前話してたことですけど基本的に物事って師匠がいた方が話が早いと(笑)。

 

---「教室に通うメリットは?」ってやつですね(笑)。

 

そうそう。絶対に通った方が上達が早い。まぁでもいざ習うとしたらどこに行くか?と。仕事の関係で土曜日じゃないと通えないしで・・・。それでネットで中村教室を見つけて「あ、土曜日クラスあるじゃん!」って(笑)。

 

---ありがとうございます~(笑)。もしかしてデジタル一眼はお子さんを撮るために買ったんですか?

 

子供は時々撮ってましたけど、それが目的ってわけじゃなくて「買おう!」って思って買っちゃったというか(笑)。EOSKissにキットのレンズつけて、ついでに安いから50ミリレンズも買っちゃった(笑)。

 

---・・・阪さん、機械好きそうですよね(笑)。

 

嫌いじゃない・・・ですよね(笑)。

 

---いや、嫌いじゃない、じゃなくて好き、でしょ?(笑)。

 

ははは(笑)。銀塩のプリントもほとんど実験感覚でやってましたからね。もともと大学院では実験屋さんだったから。混ぜてる薬品は違うけど、化学反応だから基本一緒だよねみたいな。

 

---おお、超理系だ!やっぱり!好きなんじゃないかと思ってましたよ~。だってパソコン通信の話してましたよね?

 

あー・・・してた、してた(笑)。

 

---10年以上前のことだから通信といえばパソコン通信だけど、今のインターネットの環境と違ってできる人って限られてたじゃないですか。本当に機械に強い人だけ、みたいな。だってWindows95が発売とかで大騒ぎになったころですもんね。

 

そうそう、大学2年ぐらいの頃ですよね。

 

---そう、だからまだ「通信」はもちろん「パソコン」自体も、一般的には遠い存在だったのに・・・・・・・・・・・そういう時代に通信で奥さんと出会ったっていうのがスゴイ!!今はmixiやらtwitterやら、そういう場所が提供されてますけど、昔はそういうのなかったですもん。だからやっぱり機械も通信も好きなんだろうなぁって。いや、本当につぶやくのマメだし。

 

ははは(笑)。でも、そんなマメじゃないですよ(笑)。僕よりマメな人たくさんいますもん。

 

---いやいや、マメですって。さっき見たけど・・・・ここ来る前ネットカフェにいたんですよね?(笑)・・・一日何回ぐらいつぶやいてるんでしょうか・・・。

 

ん~50回ぐらいじゃないかなぁ。そういう統計をとるサイトがあるんですよ。

 

---へ?そんな統計とってどうするんですか・・・?もうついていけない・・・。

 

---ステータスなんですよ。ドラクエで戦歴ってあるでしょ。 by小宮山先生

 

---え?「たおしたモンスターのかず」とか「たおしたモンスターのしゅるい」とか?「わぁ98%だ~あと2%~!」みたいな?うーむ、それならわかる・・・!

 

そうそう(笑)。それが「モンスター」じゃなくて、twitterでつぶやいた回数みたいな(笑)

 

---ドラクエ、リアル版(笑) by小宮山先生

 

---ほほ~なるほど~!

 

しかし、何の話をしてるんですかね?いつもの雑談と変わらないじゃないですか(笑)。何聞かれるのかなぁと思って来たのに(笑)

 

---あ、まぁ、そうですね(笑)。いつも通りなんですけどね、これが。特に聞くこと決めてるわけじゃないんですよ。インタビューされる方が「興味があって話しやすい」ことを話すっていうか・・・あ、でも、じゃあ写真見ましょうか(笑)。・・・これは息子さん?目がちょっと似てるかな・・・?教室に入る前は、お子さんしか撮らなかったんですか?

 

まぁそうですね。趣味っていうほどのでもなく、記録的な写真というのかなぁ。撮っても街の写真屋さんに持っていって、サービスサイズにプリントしてもらうぐらいで・・・。

 

---趣味じゃなかった・・・のに写真を勉強しようって思うのは不思議だなぁ。写真そのものは好きだったんでしょうか。

 

ん~いや、でも道具を持っていてどうやって撮るんだろうって考えませんか?今後この道具を使って何かをしたいと思った時に、写真って機械的なことは本もたくさん出ているし何とかなるんだと思うんですよね。でも「何を撮ろう」って思うと難しいんですよ。中村教室的にはダメな「キレイに撮りましょう」っていう本はたくさんあるけど、それを見ても「それで?」って思っちゃって(笑)。

 

---(笑)。わたしの場合は「興味を持った→習いに行こう→道具買わなきゃ」なので、先に道具を持ってるって、やっぱり写真を好きとか興味があったからなんじゃないかと思ったんですよね。

 

そっか~。興味はあったんでしょうね、きっと。でも風景を撮るとかはなかったなぁ。子供が生まれてコンパクトデジカメを買って子供を撮るようになって、そのうちにデジタル一眼を買って・・・。だから元を辿ると写真に興味を持ったのも、子供がきっかけだったのかなぁ。

 

---やっぱり、お子さんがいらっしゃる方は写真を撮りたくなる大きなきっかけになりますよね。でも・・・家族の写真、少ないですね・・・。

 

あ~撮ってないですね。奥さんはふざけちゃって被写体にならなくて、娘は照れ笑いがすご過ぎて時間がかかりそうなんですよ。息子はわりと大丈夫なんですけどね。だから気長に待とうかな、と。

 

---なるほど。でも撮り続ければ相手もカメラを向けられることに慣れていくから、どんどん撮った方がいいですよ。しつこくカメラを向けてると、だんだんあきらめてきますもん。「もういいよ、好きにして。撮るんでしょ、どうせ。」ぐらいに(笑)。嫌がってるからで待っていると、ずっとその機会は訪れないと思いますよ。写真を撮られるのが日常にしちゃうのが一番!

 

そうですね~。先生にも「子供の写真は撮っておけ」って言われました。

 

---そうですよ、しつこくがんばってみてください!でも最初のきっかけがお子さんを撮ることで、今こういう写真を撮ってる。そして機械が好きで・・・とかいろいろ考えると、よく続いてるなぁって思います。「かわいく撮る」とかの方が完成形が見えて分かりやすいし、表現という分野はテクニカルなものでもないから、阪さんのタイプを考えるとちょっと不思議な感じがします。

 

え、そうですか?

 

---仕事も理系だし日常生活もパソコンとか通信とかにいつも接しているし、表現とは逆のところにそういうものってありますよね。だって表現は化学反応じゃできないですよ?!

 

わはは(笑)。うん(笑)。あんまり考えたことなかったけど・・・例えば将棋のルールは知ってるけど、定跡、えーっと指し方はわからないってことです。ルールは本を見てある程度理解できるけれど、指し方は解らなかった。それにいろんな方法がありすぎてひとりでは迷ってしまうけれど、習いに行けば何かある一定の指針を見せてもらえるんじゃないかと。そして今やっと入り口が見えたかなってところまで来たので・・・。ただそこから先が長いのも解ってるんですけどね(笑)。でもせっかくやるなら自分が撮れるようになるっていうのはもちろんだけど、プロの写真がどれだけすごいのかを解るようにはなりたいですよね。

 

---写真が見れるようにってことですね?

 

そうですね。鑑賞ができるようになりたいですね。だんだん解ることが多くなってくると、やっぱりおもしろいですね。それは解らないことが多いがゆえにですが。

 

---表現の分野ってわかりづらいし・・・。

 

そうですか?でも確かに自分ひとりでやっていたら立ち止まっちゃうと思うけど、授業に来てクラスメイトの写真を見て「あれいいな」とか「こういう撮り方もあるのか」とか刺激を受けながら、自分の作品を横に並べると、「自分もこのぐらい撮れるようになったんだ」っていうのが分かる。周りを見て、自分を確認するというか。それにみんな容赦なく、ズバズバ言いますしね(笑)。でもそれがいいんですけど(笑)。

 

---わはは(笑)。確かにみんな良い悪いハッキリ言いますもんね。でもそれをちゃんと受け止められるのは大事なことだと思いますよ。批評では良いことを言われることも悪い時もあるけれど、それをどう受け止めるか、受け止める側の姿勢って大切だとわたしは思うんですよ。

 

そうですよね。だから「いいね」で終わってしまうのも何となく物足りないので「う~ん、これどうだろう?」というのも混ぜて、批評に持って行ってるんですよ。先生とみんなに何て言われるのか聞いてみたくて(笑)。「この形にはめておけば、とりあえず安全だよね」と行きがちなところを、どうしようかなって思っているんで。で、明日の批評に出すのに昨夜プリントしていて、ピーピーツイッターでつぶやいて、在校生の人とお話をしてたんですよ(笑)。

 

---お、ツイッター!わたしも「中村教室なう。」(@anthonynakamura)ってつぶやいてみようかなぁ。

 

そうしたら「今暗室の状況どうですか~?」とか返事きますよ、きっと(笑)。

 

---いやもう毎日「中村教室なう。」(笑)わかってるって!みたいになるぐらい(笑)。

 

それ、完全にからみまちですね(笑)。

 

聞き手:木下マリ子

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