ボイス 受講生の声
VOICE vol.6
川鍋 祥子 Sachiko Kawanabe 2000年中村教室入学

―――こんにちは。よろしくお願いします。

 

よろしくお願いします。なんだか緊張しちゃいます・・・。

 

―――大丈夫ですよ~。世間話みたいにいきましょう。

早速ですが、川鍋さん、中村教室長いですよね?どのくらいになりますか?

 

丸6年ですね。もう当時の同級生はほとんどいないかな。

 

―――入学前から写真は撮っていたんですか?

 

半年ぐらいですね。ちょうどその頃、仕事からいったん離れた時期で・・・。

父の一眼レフカメラにモノクロフィルムをつめて、町の写真屋さんでプリントしてもらってました。

でも出来上がってきたら「こうじゃない」みたいな感じで。

父が暗室もやっていたので、家にモノクロプリントが干してあったりして、

結構親しみがあったりしたんですよね。

なのでその違和感というか、もうちょっとこうなのに・・・という思いがあって

モノクロを勉強できる教室を探して、中村教室に入学したんです。

 

―――お父さんが写真好きだったのですね。

でも仕事でも趣味でもなかなか何年も続けるのって大変ですよね。

6年以上も続けている写真・・・川鍋さんにとってその魅力とはなんですか?

 

写真って撮影はもちろんですが、現像・プリント・作品のセレクトまで全て自分の感覚で

決定して1つの作品を作れますよね。

私の仕事は設計なのですが、設計って言うと自分の作品を作ってるって思うでしょう?

でも実際はお客様の要望で変更がいろいろあったり、予算もあったりで、決められた枠組みの

中でしかできないんです。思い通りにならないっていうか・・・。

それがジレンマで・・・。 それを埋めてくれたのが写真だったんです。

 

―――確かに写真は最初から最後まで自分でできるところが魅力ですよね。

 

そうそう。それでモノクロにはまっちゃって。 写真をやるためにフリーになったんです。

 

―――写真を撮るために?!それはすごい・・・。

 

フリーだったら昼間写真を撮って、夜仕事っていうのも可能ですよね。

でも会社に勤めていたらそれはできない。どうしても土日になっちゃいますよね。

だから、写真にもっと時間が割けるように、今は家で仕事をしてるんですよ。

 

―――そうですか~・・・家というと、秋にご結婚されたそうですね!おめでとうございます!

 

ありがとうございます・・はずかしいなぁ。

 

―――お相手は中村教室の学生さんですよね。彼とはクラス一緒になったことないですよね。

いったいどうやって知り合ったんだろうって、みんな言ってましたよ(笑)

 

そうなんですよ。授業は一度も一緒になったことはないんです。

でも実は、合同授業の後の懇親会で、知り合ったんですよ(笑)

 

―――懇親会が違う意味でも役に立って、よかったです!

中村教室の学生同士の結婚って結構多いんですけど、やっぱりクラスメイトとの仲はいいんですね。

 

そうですね。

私は土曜日のゼミナールの午前中のクラスなので、ちょっと年齢層が高めなんですが・・・

授業後にはみんなでお昼を食べて、その後撮影に行ったり、写真展を見に行ったり・・・

必ず何かしらみんなでしてから帰りますね。

OBの子達とも飲みに行ったり、電話したり、撮影に行ったり、連絡とってますよ。

 

―――そういえば、今カラーで作品作りをしていますね。

これは銀塩ですがデジタルは使わないんですか?

 

実は数日前にデジタル一眼を買ったんですよ!とうとう(笑)。

でも、まだ慣れないせいもあるけど「写真を撮ってる」って感覚がないんですよね。

気軽過ぎて、シャッターの重みが感じられなくて・・・気持ちが入らない。

だけど・・・今ローライで撮ってるんですね。

このカメラ露出計もないから、撮るの決めてから、露出測って・・・ってやってると

シャッター切るまでに時間がかかるんですよね。

でもデジタルだったら「あ!」って思ったときに、すぐシャッターが切れる。

フィルム交換もないし。

だから「撮りたいものを撮り逃がさないように」デジタルを使っていこうと思ってます。

 

―――なるほど、そうかもしれません。

最後に今後の写真活動スタイルというか目標みたいなものがあったら教えてください。

 

発表はしたいですね。

ただ、発表したからどうなるってことでもない、と思ってるんです。

「次につながる発表」でなければ。

写真を通して社会と繋がりを持つ。これが目標かな。

それは個展じゃなくてもいいんです。どんな形でも。

ただどんな形にしてもやっぱり人に見てもらうということは、大事だと思う。

そうじゃないと自己満足で終わっちゃいますよね。

人に見てもらうことで、客観的に自分の作品も見れるし、同時に自分も写真自体も成長できると 思うんです。

そんな発表ができて、私の作品をいいなと思ってくれる人がいて、何かに使ってもらえたら・・・

最高ですね。

 

―――自分も写真も成長できる発表。ぜひ実現させてください!今日はありがとうございました。

 

はい、ありがとうございました。

 

 

聞き手:木下マリ子

 

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