ボイス 受講生の声
VOICE vol.55
安間 のり子 Noriko Yasuma 2007年中村教室入学 / ゼミナール在籍

---こんばんは。さっき入学申込書を見てたんですが、安間さんは2007年に入学されたんですね。

 

そう。3年かな、今年で。

 

---なんかもっと長くいる気がする(笑)

 

それ小宮山先生にも言われた(笑)。「安間さんゼミナール初級何回受けたんだっけ?」とかって。

 

---よく暗室に来てて会うからかもしれませんね。それに年齢見てビックリしたんですが・・・。

 

え~年齢は伏せておこうよ~!暗室とかで若い子に気を使われてもイヤだし(笑) 。

 

---(笑)。伏せるのはOKなんですが・・・ホント、若い!ビックリ!!中村教室は年齢を聞いてビックリする人多いけど、安間さんもかなり驚いた~。

 

いやいや、もうすぐ・・・(笑)。

 

---見えないなぁ~。なんかバリバリお仕事してるキャリアウーマンって感じだし。あ、これはわたしの勝手なイメージですが。

 

そんなことないですよ。今は気楽に仕事してます。昔は結構バリバリやってたんだけど、1年間仕事を辞めてお休みしていたことがあって。その後再就職してからはのんびり。職種も前とは違うし。

 

---のんびりがいいですよ(笑)。写真もできるし。一見すると安間さんって写真をやりそうに見えないんですけど、あ、これも勝手なイメージですが。どうして写真を始めたんですか?

 

うーん。写真は撮るのも撮られるのも好きじゃなかったんだよね。

 

---え?

 

旅行とか行くと写真を普段撮らない人でもたくさん撮るでしょ?でも私は新婚旅行でも「写ルンです」の24枚撮りを2本ぐらいしか撮らなくて。主人も写真好きじゃないし。

 

---新婚旅行だったら、普通以上に撮っちゃいそうなのに・・・。それが何で今・・・。

 

フランスに妹がいて、遊びに行ったのね。その時にデジカメで写真を撮ったの。向こうって、ほら、日本とは景色もぜんぜん違うから、なんだかきれいに撮れたなぁと思って。日本に帰ってからもスライドショーとかで見たりして、結構楽しいなと。でも実はボケボケだったり、ピントが合ってなかったり(笑)。それで一眼レフならちゃんと撮れるんじゃないか?と。

 

---それで、写真を始めたと。

 

うん。でも実はもうひとつやりたいことがあって、そっちと悩んでたの。

 

---そうなんですね。写真を選んだのはどうして?

 

それはね・・・その時にいいなって思ってた人が写真をやってたから(笑)。不純な動機なの(笑)。

 

---え~!そうなんだ!安間さんってそういうのなさそうなのに(笑)。ちなみに誰ですか??気になる!!

 

内緒(笑)。たぶん知らないよ~。

 

---知らないってことは、福山雅治さんじゃないですよね?(笑)。じゃあ~瑛太!!!

 

違う~(笑)。

 

---他はぜんぜん思いつかないや・・・。でも意外だなぁ。

 

一時期ね。そういうのにはまったことがあるの(笑) 。

 

---でもわかる気がする。30代に突入してジャニーズの熱狂的なファンになる人とか結構いますもんね。わたしの知り合いにもいますが・・・。

 

私の友達にもいるよ。追っかけとかして。それもいいんだけど、なんと言うか不毛でしょ?何も生まないっていうか。だから何か生み出せるものをやりたいなって思ったんですよね。

 

---確かに。

 

それで何故かうちにコンタックスG1があって。それで仕事を辞めて家にいるときに、ベランダにワニの剥製とかゴジラの人形とか並べて写真を撮ったりしてたの。

 

---アラーキーみたいじゃないですか!

 

そう、そうやって主人に言われて。「アラーキー?」って。荒木さんと言えば「人妻エロス」とかそんな写真しか知らなかったから(笑)

 

---(笑)。でも個人的にはワニの剥製があるのが気になりますが(笑)。それにしてもだんな様よく知ってましたね、荒木さんの写真。

 

美大出身なの。だからいろいろね。写真もけなされるから見せてない(笑)。

 

---美大!それは納得!安間さんもまたそんな変わったもの並べて撮るなんて、これまた意外。「きれいなもの」が好きそうなのに。いつもすごくきれいにしてるし。

 

うーん、お花は好きですけどね。あんまりきれいきれいしてるものは好きじゃないかな。でも、そういえば着物は好きですね。

 

---着物?

 

着付け教室にも通ってて。だから今の仕事も着物関係なの。自分のも買えるかなとか思って。でも写真のが向いてるかもって思う。

 

---どうしてですか?

 

着物も楽しいんだけど、みんなで着物着てどこかへお茶しに行ったりとか・・・そういうのがちょっと苦手で。ひとりで何かやる方が好きなんですね。写真もみんなで撮影に行ったりはするけど、それ以外の作業はひとりででしょ。そういう方があってるみたい。

 

---あ、そういうのはわかる。わたしも苦手。ところで安間さん、結婚してると休みでもなかなか自由な時間ってとれないと思いません?

 

とれないね~。なんだかんだ。

 

---やっぱりそうですよね!ひとりとはぜんぜん違って。子供がいなくても意外に自由な時間って少ない。だから独身だったら、もっと自由に時間が使えるのに~!って思いますもん。

 

そうそう。だから写真にはまると結婚しなくなるかも(笑)。時間欲しいし。写真っていう趣味を理解してくれる人とだったらいいけど、そうじゃないとね~。

 

---ですよね~。だから仕事もして、教室通ってって大変じゃないですか?時間作るのが。

 

平日2日は主人がテニススクールに通っているから、その日に合わせて私は暗室に行かせてもらって・・・土曜日は午前中に夕食の用意してから暗室。でも夕方までで帰らないとならないな。だから撮影は月に1回ぐらいみんなとどこかへ出かけるけど、それ以外は近所で撮るぐらいであんまり時間ないんだよね。

 

---あ~わかる~・・・。そういった時間的な意味でデジタルは考えたことないんですか?

 

いずれはやらなきゃなと思ってるんだけど。いつまで教室に通えるかわからないし。ほら、親も年とってくるし。

 

---それは考えますよね・・・。

 

だから本当は家に暗室作れればいいんだけど、主人に怒られちゃうから。現像しただけでも「臭い!」って言われちゃう(笑)。 デジタルにしたらしたで家でやるとなると「お茶入れて」とか言われそうだし。ずーっと同じところにいることになるし・・・(笑)

 

---え~現像なんてさっぱり臭わないですよね?!デジタルにしたらしたで、また問題ですね。外に出てた方がいいかな(笑)。

 

そうそう!暗室に通うことは息抜きになってるし、ずっと一緒はね(笑)。それに会社で腰が痛いなぁとか体調が悪かったりしても、その後暗室来ると治っちゃうの。集中してるのがいいのかな?

 

---おぉ!暗室って逆に体に悪そうなのに(笑)。すごい気分転換になってるんでしょうね、きっと。 じゃあ長く続きそうですか?

 

写真は老後の楽しみだから(笑)。ずっとやりますよ。

 

---老後って、早い早い(笑)。

 

でもまじめな話、あんまり年をとってから全く新しいことを始めるのって自信ないし、大変かな~と思って。昔やってたことを再開するっていうのとは違うから、今からちょっとずつやっておこうかなって。

 

---それは、確かにそうかも。

 

それで一生に一冊写真集が作れればいいなと。子供もいないし。

 

---それは「自分の生きた証」みたいな感じで?

 

ううん、そんなたいそうなものじゃないの(笑)。写真を見たり、まとめたり、組んだり・・・そういう作業がおもしろいから、自分の作品でもやってみたくて。

 

---写真組むのは楽しいですよね!他人のを見てるだけでもおもしろい。

 

ね、おもしろいよね!だからやっぱり中村教室に通って一番良かったことは、「写真を見れるようになった」こと。写真のこと全然わからないときは写真展に行っても「何だこれ?」って感じでおもしろくなかった。今は見るのが楽しくて、図書館に行って写真集借りたりしてるの。ないものは取り寄せもできるんですよ。昼休みにニコンサロンにも行っちゃうし。

 

---そうそう、写真展って写真が見れないと??って感じですよね。わたしもそうだった。

 

---インタビュー終わったの?(by小宮山先生)

 

---もう、終わります~。

 

なんだかダンナの悪口で終わった?(笑)

 

---オクサマが集まるとそんなもんですよね(笑)

 

聞き手:木下マリ子

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