ボイス 受講生の声
VOICE vol.40
早川 真由美 Tomoko Mukasa 2006年中村教室入学 / ゼミナール在籍

―――お待たせしました。始めましょうか!

 

・・・・・・。

 

―――どうしました?

 

やっぱり、インタビュー断ればよかったなぁ~って・・・。

 

―――え~!どうして?1年待ったのに・・・(1年前にお願いして、来年ねって断られてました)

 

これってインターネット上に載るでしょ。マリ子さんに向かって話すのはいいんだけど、いろんな人が、それも自分の事をぜんぜん知らない人がこれをみるんだなぁって思うと・・・。

 

―――ネットが苦手なんですか?

 

ううん。インターネットは便利だし使うけれど、一対一の話を横から見られるのが苦手なのね。それにネットだとその人の反応が見えないでしょう?メールも相手の反応が見えにくいし、そういうのがちょっと苦手で。やっぱり相手の反応が見えるのが、一番。だから会って会話するのが好き。写真に関しても同じ。一緒に観ながら反応してもらえるのならいいのだけど。前回断ったのもそういう理由で・・・。忘れてると思ってたのになぁ(笑)

 

―――ばっちり1年待ってましたよ(笑)でも苦手なのに、申し訳ないです・・・。

 

だから、短めに載せてね(笑)

 

―――できるだけ、了解です(笑)でも一対一じゃないと苦手って、授業はクラスメイトがみんなで早川さんの写真を見ますよね。それは大丈夫なんですか?

 

授業は大丈夫。クラスメイトは仲間だから。皆の反応も感じられるしね。だけど個展とかは今はまだやりたいって思わない。でも、もし発表するならグループ展がいいな。みんなでつくるって感じで、楽しそうだし。

 

―――う~ん、珍しいなぁ。

 

撮影→現像→プリント、この作業が楽しい。だからね、先生に「いいね」って言ってもらいたいとか、どういう評価をされるかがすごく気になるっていう人がたくさんいるけど、私にはそれがよく解らないんです。

 

―――早川さんは気にしない?

 

プリントがダメって言われると凹むけど、被写体自体の評価はあんまり気にしない。というか、すぐに忘れてしまう(中村先生、ごめんなさい!)。自分でおもしろいと思って撮ってるから、「そんなこと言われても、おもしろかったんだもん!」って思ってるのかも。写真を撮ることと、暗室の作業、これ自体が好きだから、楽しいから、それでいいの。

 

―――評価を気にしないっていうのはすごいなぁ。わたしなんて一喜一憂・・・。

 

(笑)。でも先生の言うことをきかないってわけじゃなくて。ちゃんと守ってることもあるんですよ。

 

―――何なに?

 

批評の授業で、入門・基礎は6枚以上、ゼミナール初級は12枚以上、ゼミでは20枚以上、必ず作品を持っていくこと。

 

―――それをちゃんと続けてるんですか?!エライ!

 

しかも、入門から皆勤賞!行けない時はマリ子さんに振り替えをお願いしてるしね。

 

―――皆勤賞って・・・一度も授業休んでないんですか?! えらすぎ~!!

 

でしょ~!

 

―――早川さんも、もう在籍して2年なのに・・・それはスゴイ、ホント、参りました!確か、中村教室に来る前も、別の写真学校に行ってたんですよね?

 

そう、そこでもやっぱり、初級→中級→上級→ゼミのようなシステムで、いちおう上級まで受講したんですよ。

 

―――なんでその学校に通ったんですか?

 

昔から旅行先で写真を撮るのが好きで撮っていたのだけど、ある日当時愛用していたカメラが壊れちゃったのね。それでお店の人に勧められたカメラを買って撮影してみたら、「人にピント、背景ボケボケ」の写真が撮れて。「いやーーー!」って思って。私が撮りたい写真はこうじゃないのに!って。その時ちょうど、ケニアに行く予定があったから、良い写真が撮りたい!と思い切って一眼レフカメラを買ったの。

 

―――あ~グラビア的な写真が撮れちゃった、と(笑)

 

そうそう。だから、一眼レフなら!って思って買ったんだけど、全く使い方が解らないから、旅行前に慌てて使い方教室に行って、帰りには初級コースの受講料を払ってた。

 

―――そういうことか~。でも何で改めて中村教室に来たんですか?

 

結局、よくわからなかったの。

 

―――カメラの使い方が?

 

うん。イマイチ、カメラの使い方もわからないし、まぁ撮れてはいるんだけど何か、ちょっと違うっていうか・・・。続けてゼミに行くには、まだまだかなって思って。それで他のいろんな写真教室を探して、学校見学とかにも行って。中村教室にも前の教室で一緒だった友達と二人で来たんですよ~。

 

―――あ・・・その時、わたし、いましたよね?確か・・・いた気がする。

 

うん、たぶんいたと思う。授業の見学をさせてもらって、中村先生のビシバシ系の批評が魅力的で(笑)自分のためになるなって思って決めました。

 

―――ビシバシ(笑)でも、そのとおり、早川さんは本当によく暗室に通って、ビシバシやってますもんね。よく代休の時も昼間から来てるし。

 

夜は暗室混むからね~。来れる時は昼間来るの。それにたくさん暗室に入らないと、提出までに間に合わない。心配性だから、今月に出す分にプラスして次の月に提出する分も何枚かプリントしておくんです。だから、他の趣味をする時間はないよね(笑)

 

―――そっか~写真に、はまっちゃったんですね。

 

うん。写真って自分で作っていく作業だから、楽しい。それにやっぱりプリントをキレイに仕上げたい、上手くなりたいって思う。だからプリントテクニックの授業も受講することにしたのだけど、自分でプリントしてみて上手く仕上げられなかったネガを持っていって、授業でプリントしてるの。どういうふうにやっていけばキレイに仕上げられるのかと思って。

 

―――そうしてる人が多いみたいですね。

 

「プリントがきたない」って言われても、お手本がなくてわからない。だから自分のプリントがどうやってきれいになっていくのか、仕上がったプリントをみてこれが「キレイなプリント」っていうのがわかると、今後ひとりでプリントしていく時も違うかなって思うのね。

 

―――うん、そうかも。プリントテクニックの授業は10月から始まりましたけど、効果はどう?

 

授業で「プリントはまぁいいかな」って言われることが多くなってきたから、キレイになってきてるのかなって思う。ただ今は子羊のように先生の指示に従って、プリントしてます(笑)

 

―――子羊・・・(笑)

 

そう、従順に(笑)でも、それが上達する近道だと思うから。いずれ自分で的確に判断できるようになりたいなぁ~。

 

聞き手:木下マリ子

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