VOICE vol.27
久保田 智樹 Tomoki Kubota 2007年中村教室入学 / ゼミナール初級コース在籍

―――お休みの日にすいません。・・・あ、カメラは気にしないで下さい。

 

あの~写真を見てから、実物見たときに「別人じゃん!」って言われるように撮ってほしいんですけど・・・(笑)

 

―――・・・インタビュー写真なんで・・・(笑) また次回ということで。

 

久保田くんはもともとイイ男だから、大丈夫!(by中村先生)

 

―――・・・ということで、気にしないでいきましょう!久保田さんといえば「水中写真」って感じですけど、前にブログも見せてもらったし。最近は撮ってます?

 

それが、教室に来てからやる気なくなっちゃって。前は月に1度ぐらい海に行っていたのに、最近は夏休みに1度撮っただけですね。

 

―――そうなんですか?水中写真のために教室に来たんですよね。

 

そうなんですけど(笑)一味違う水中写真をとれるようになりたいと思ったのが教室に入ったきっかけなんだけど、教室に通って写真を撮っているうちに、興味が薄れちゃった。「水中写真は写真表現の対象にならない」って中村先生に言われたこともあるし、やっぱり一年中潜ってる人じゃないと、水中写真を極めるのはムリだって思ったこともあって。

 

―――それで今は人物に興味が・・・?

 

はじめのうちは、風化したものに興味が沸いて、そんなようなのばかり撮ってました。人物の課題が出てからですね、人物を撮るようになったのは。やっぱ撮り始めは、表情の大きい写真になってましたね。

 

―――奥さんを撮ってるんですよね。

 

彼女だけじゃないですよ。

 

―――あ、ホントだ。同じクラスの子だ。

 

対象は女性。

 

―――分かりやすいなぁ。

 

いや、男性も撮ってみたんですよ。ホントに。でも、あまりうまくいかなかったし、評価も良くなかった。授業で「なんで女性の方がうまく撮れるんだろう?」って先生に言われて、「やっぱり興味があるからですかねぇ。」って言ったら、「それは健全だね」って(笑)

 

―――たしかに健全だ(笑)

 

やっぱり興味があるから撮れるんですね。でも・・・休みの日に写真を撮りにいくと、彼女にぶーぶー言われるんですよね。

 

―――どうしてですか?

 

平日は残業か暗室で遅くなる。だから2人で過ごす時間がないって。休みの日まで?みたいな。

 

―――わぁ~ラブラブですね~!でも奥さんの気持ち、わかります!

 

そんなだから、時間がなくて、なかなか教室の人の写真は撮れないんですよ。それにみんなが撮らせてくれるわけじゃないし。撮られるのがイヤだって人もいるから。

 

―――忙しい人ってデジタルにしてる人が多いじゃないですか。久保田さんはフィルムですよね。

 

暗室ってリラックスできるんですよ。気分転換。

 

―――好きなんですね、プリントが。

 

あ、そうかな。そうかもなぁ。

 

―――いや!そうじゃなきゃ、暗くて、薬品の臭いが立ち込めてる部屋でリラックスは難しいと思いますけど・・・(笑)

 

そう言われれば、そうですね。でもけっこういるんですよ、暗室が気分転換になるって人。

 

―――そういえば、歴代VOICEでもそんな話が何度かありました。みんな好きなんですね。

 

・・・・。

 

―――・・・あの~・・・カメラは気にしないで(笑)目線こちらでお願いします(笑)

 

いやー気になりますよ(笑)撮られるのは嫌いなんで。

 

―――ああ、それ、私もです。撮るのと見るのはいいんですけどね。

 

見るといえば、最近・・・って言ってもここ3,4ヶ月だけど、写真展をいっぱい見に行ってます。ニコンサロンなんかは月2,3回行ってるんですよ。

 

―――お、ドップリはまりましたね?

 

はまっちゃいましたね、写真。もともと凝り性なんだけど。でもこの前の合評会の時に、興松先生に「つまんない」って言われて「まだおもしろい写真を撮れていないんだ、そういうレベルじゃないんだ」って思って・・・どうしたらいいんだろう?って悩んでるんです。平日は昼休みに撮るようにしてるけど、あんまりいい写真撮れないし・・・。

 

―――スランプってやつですね。

 

あ、そうそう。だから気分転換にカメラ替えてみたんですよ。

 

―――そういえば、カメラ買ったって言ってましたね。6×6でしたっけ?

 

そう!マミヤ6なんだけど。中判は画質がいいので、人物撮るのにいいですね~。ただ標準レンズしかついてなかったので、人物やモノにはいいんですが、建物を撮るのにはちょっと向いていなかったんです。だからマップカメラ行って広角レンズ買っちゃった!

 

―――お~高そう!!

 

値段は言えない・・・。彼女に怒られちゃう・・・。

 

―――なになに・・・?

 

・・・・ ・・・・円。

 

―――・・・なんだ、もっとずっと高いのかと思った~。それなら奥さん怒らないですよ(笑)

 

そうかな~。

 

―――大丈夫、大丈夫!6×6カメラも手に入れて、これでしばらく写真に熱中ですね。

 

うん、とりあえずはだらだら続くと思う。やっぱ写真はおもしろいと思うから。

 

―――写真のどういうところが、おもしろいんですか?

 

なんでおもしろいかっていうと、そこは分からないんですよ。言葉にするのは難しいっていうか、言葉にできない。前に水中写真を撮ってた頃だったら「かわいいから」とか「キレイだから」とか、表現できたんですけどね。

 

―――そうかもしれませんね。確かに言葉にするのは難しいかも。・・・久保田さんも発表をめざしてるんですか?

 

いつか発表したいと思ったことはあるけど・・・。ほら、写真展をいろいろ見に行くって言ったでしょ。いろんなのを見てると「これで発表しちゃうの?」って思っちゃうような作品がね、結構あったりして・・・。ちゃんと現実を見て、こういうレベルで発表はしたくないなって思っちゃって・・・。

 

―――それは分かるなぁ。わたしも昔グループ展やったことがあるんですが、今考えればホントお見せできるような写真じゃないですもん(笑)やっぱり自分で納得してある所までいかないと、発表はしたくないし、できないですよね。

 

他にもいろんなことを試してすぐ飽きちゃったけど、写真はまだしばらく続きそう。あ、ジャズを聴くのはずっと続いてるな~。

 

―――・・・音楽聴くことなら、私も小学生の頃から続いてますよ・・・。他はどんなことをやってたんですか?

 

ダイビングでしょ、ジャズボーカル、ジャズピアノの3つはもう飽きちゃった。写真は今始めて4年で進行形。

 

―――いろいろやってたんですね~。いいなぁ。私も独学でピアノの練習しているんだけど、ぜんぜん上手くならないんですよ。昔エレクトーンやってたから、楽勝!とか思ってたけど、指の動きがぜんぜん違うからビックリ。指が全く動かなくて。

 

HANONという教本で練習すると、結構指動くようになりますよ。

 

―――そうなんだ!まずはそこから始めないとダメだったんですね~。

 

たぶん、だけど・・・。ジャズボーカルはこの秋にやめたんだけど、同じクラスの人達に写真を撮らせてもらったんですよ。その撮影の後に「普段はどういう写真撮ってるの?」って聞かれて、「風化したものとか・・・」って答えたら、「じゃあ今日はちょうどよかったね」って言われちゃったんです。

 

―――? なんで?

 

みんな僕より年上だったからかな・・・(笑)

 

―――ブラックだなぁ(笑)・・・でも、うまい!

 

いや~でも何て返していいのか・・・困りましたよ(笑)ねぇ。

 

―――確かに・・・ねぇ。水中写真グッズもねぇ・・・。

 

そう、水中写真の機材って高いんですよ。興味なくなっちゃったから、どうしよう。もったいない。

 

―――趣味で使えば・・・。

 

えぇ~。どうしてくれるんですか~中村先生(笑)

 

・・・・・・(ニヤリ by 中村先生)。

 

―――ま、しょうがないってことで(笑)

 

え~(笑)

 

聞き手:木下マリ子

ボイス 受講生の声

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